2023年2月17日
小さなお子さんの枕のお話です。
当店では 「kids pillow ワークショップ」を通じて3歳~12歳のお子さんにこれまでたくさんの枕を販売させて頂きました。
我が家にも11歳、7歳、5歳の娘がいます。
kids pillowの商品化を考えた時に大事にしたかったことは、
空間に馴染むデザインであること。
専用の枕カバーは無地でシンプルなものをご用意。
素材は、もちろん自然素材。綿100%ガーゼです。
子供一人一人の高さにちゃんと合わせて作り、購入後も高さの変更がご自宅で自由に出来ることも大切にしました。
それとせっかくなら、お子さんが枕に興味を持ったタイミングで睡眠の大切さをお伝えしたい。そんな想いからワークショップ形式にして親子で一緒に睡眠を学べるようにしました。
【kids pillow 完成までの流れ】
1.カウンセリング
2.睡眠のお話
3.親子で枕つくり
4.高さ調整
5.まくら専用袋にスタンプ押し
6.完成。お渡し。
price ¥7,700
カウンセリングでは、普段の寝る時間、起きる時間、現在の寝具環境などについてお聞きします。
そしてクイズを盛り込んだテキストで親子で楽しみながら睡眠について学んで頂きます。(約10分)
毎回クイズは結構盛り上がります。
その後、枕の制作。枕の中身は硬すぎず、柔らかすぎず、程よい硬さのパイプをセレクトしました。そのパイプの量を計り、真ん中、両サイドに指定されたパイプの量を入れてもらいます。
この時、親子でやってもらう事をお願いしております。
お父さん、お母さんと作った枕は特別なものとして、大切に使うと同時に眠るのがより楽しみになると思います。
実際に参加頂いたお客様からの声で、一人で眠るようになったとか、寝室に行く時間が早くなったというご意見を頂いております。
僕は、店頭に並ぶ子供枕を「はい、どうぞ。」で、ありきたりな紙袋に入れて渡すのは絶対にしたくありませんでした。
子供が枕に興味を持つタイミングはチャンスです。
睡眠の大切さを伝えるタイミングとしても、寝る時間を早めるきっかけとしてもです。
専用のピロー袋には、9時までにお布団に入ってね。という願いも込めて9pmのスタンプを押してもらいます。
写真のお子様は一部のお客様となりますが、これまでたくさんのキッズと親子に参加頂きました。
もし、どこかの会場をお貸し頂けるようでしたら出張も行いますので、店舗様からのご依頼もお待ちしております。
ワークショップの参加は事前にご予約下さい。
電話、メール、Instagram DMで受け付けております。
最後に、我が家の末っ子が眠る写真。
もちろん、枕は一緒に作った当店のkids pillowです。
枕から頭を外して寝ている事はほぼありません。枕の高さが合っているのもありますが、こればかりは枕だけなく、お布団の中の温度と湿度も関係します。そのことについてはまた別の記事でお伝え出来たらと思います。
春休み、まくら作りませんか?